有料

「核と人類 共存できず」 市民団体 対話による平和外交を


「核と人類 共存できず」 市民団体 対話による平和外交を 反戦や核廃絶を訴えた参加者=21日、那覇市の県民広場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 沖縄平和運動センターは21日、「10・21国際反戦デー沖縄集会」を那覇市の県民広場で開いた。62人が参加し、参加者からは今年の被団協のノーベル平和賞受賞を受けた核廃絶や、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ地区攻撃への危機感が語られ、軍事ではなく、対話による平和外交の推進を訴えた。
 県原爆被爆者協議会の大城智子理事長は「世界は核使用の危険に進んでいるように感じる。自分自身も長崎県で被爆し、後遺症に苦しんでいる。核と人類は共存できない」と、核廃絶と反戦を訴えた。  (玉城凪姫)