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名護市議会が抗議決議 米兵少女暴行、全会一致


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 【名護】昨年12月の米兵少女誘拐暴行事件を受け、名護市議会(金城隆議長)は2日の6月定例会最終本会議で、同事件への抗議決議と意見書を全会一致で可決した。宛先は抗議決議が米大統領や駐日米大使、在日米軍など、意見書は外相や沖縄防衛局長、県警本部長など。

 抗議決議と意見書では、日米両政府に対し、被害者への誠意ある対応や実効性のある再発防止策の実施、日米地位協定の抜本的な見直しを求めたほか、外務省や県警に対しては、事件発生後、県に速やかに報告することを求めた。

(金城大樹)