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「日本の要望注意深く聴く」 米国務副長官 賛否示さず 日米地位協定改定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 米国のキャンベル国務副長官は17日、石破茂首相が意欲を示した日米地位協定改定に関し「私たちは日米同盟を近代化するため、実質的なステップを踏んでいる。次のステップに関する日本の要望を注意深く聴きたい」と防衛省で記者団に述べた。賛否や評価には踏み込まなかった。
 首相が唱えるアジア版NATO(北大西洋条約機構)構想を巡っても、日米豪印の協力枠組み「クアッド」や日米韓の協力関係を挙げ「日本は中核的な役割を果たしている。その役割は、これからも続くと予想している」と述べるにとどめた。