遊漁船法の改正を受けて通称「那覇一文字(いちもんじ)」など沖堤防への釣り目的での渡船が不可能になったことについて8日、県議会一般質問で質疑が交わされた。
釣り目的で沖堤防を開放する可能性について、前川智宏土木建築部長は「転落防止柵を設置するなどの安全対策、事故防止および緊急時対応のための人的管理体制の構築などさまざまな課題がある」とした。
その上で「関係機関と連携し、今後の対応などについては国の動向などを注視していきたい」と述べた。
前門尚美農林水産部長は「県管理港湾の防波堤等については、転落の危険があることから立ち入り禁止としている。引き続き安全を優先した措置を講じていきたい」と述べた。糸数昌洋氏(公明)への答弁。
(島袋良太)