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【うるま】第18回ふるさと芸能デー「与勝五島芸能祭」(主催・同実行委員会、うるま市教育委員会)が2日、うるま市仲嶺の市民芸術劇場で開かれた。
それぞれの島の住民が守ってきた伝統芸能が披露され、多くの観客を魅了した。
与勝五島古典愛好会約50人による「かぎやで風節」で華やかに幕開け。伊計島で元日に村を挙げて行う男子の十五祝い「十五扇舞(オオギメー)」や、旧暦11月14日に津堅島で行われるシヌグ行事の一つ「マータンコ」などが披露された。
市無形民俗文化財の宮城島の「ナーグスクウシデーク」は、太鼓と四つ竹のみを使い声高らかに歌う歌い手と、独特のリズムの足運びで踊る踊り手が、静かな迫力を感じさせた。
来場した安里明美さん(63)は「地域を挙げて伝統芸能を守り続けていることがすごい。発表の場があることで、練習をする動機付けにもなるし、次世代へ伝えるきっかけにもなる」と感激した様子で話した。