「ワイルド弁当」最優秀 やんばる弁当甲子園


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 【名護】やんばる弁当甲子園(北部福祉保健所主催)の表彰式が17日、名護市の北部福祉保健所であり、名護高3年の池宮城祥子さん、岸本愛莉さん、當山明日香さん、太田ひかりさんが考案した「ワイルド弁当」が最優秀賞に輝いた。

 10代から食について考え、健康的な生活習慣を身に付けてもらおうと開かれている。北部地域の各高校から112作品(148人)の応募があり、最優秀のほか優秀2点、入賞7点が選ばれた。
 弁当は(1)600~800キロカロリー(2)栄養バランスが取れている(3)油、塩分控えめ―などの条件を満たしたもので、栄養士らプロが採点した。
 最優秀の「ワイルド弁当」はカボチャの煮付けやアスパラの豚肉巻き、しらすとゴマ入り炊き込みご飯など、18品目を使ってヘルシーとボリュームを両立。ご飯に搾るシークヮーサーやデザートのグレープフルーツで不足しがちなビタミンCも補える。
 最優秀賞の弁当を作った4人はそれぞれ「目標だったのでうれしい」と喜んだ。このうち當山明日香さんは「将来、管理栄養士を目指しているので勉強になった」と話した。
 優秀賞は次の通り。
▽宮城真桜(辺土名1年)「おきなわ弁当 in summer」
▽花城佑夏、知念真紀(北部農林2年)「緑黄野菜弁当」

最優秀賞に輝いた(左から)池宮城祥子さん、岸本愛莉さん、太田ひかりさん、當山明日香さん=17日、名護市の北部福祉保健所
最優秀賞の「ワイルド弁当」