宜野座高が最高賞 全国学校緑化コンクール


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学校緑化に取り組み、文部科学大臣賞を受賞した生徒ら=14日、宜野座高校

 【宜野座】学校内の緑化活動や緑化教育を推進する2013年度全日本学校関係緑化コンクール(国土緑化推進機構主催)の高校生の部で、宜野座高校(志良堂芳男校長)が最高賞に当たる文部科学大臣賞(特選)を受賞した。

県内からの受賞は10年の名護高校以来。
 同校では08年ごろから美化委員会を中心に花木の栽培に取り組んでおり、入学・卒業記念植樹のほか理科や国語の授業でも花々を活用している。正門にはインパチェンスやサルビアなどの花々が咲き乱れており、校内には活動を支援するPTAや地域などから植樹された木々も多数並ぶ。同コンクール中央審査会では、校内の植栽の多さや、地域と連携した取り組みが高く評価された。
 美化委員で同校2年の大城尚紘さんは「後輩にもつなげたい」と笑顔。同校1年の高里栞さんは「多くの人がきれいな宜野座高校に通いたいと思ってくれたらうれしい」と語った。