照屋、独唱で出演 来月の読売新人演奏会


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武蔵野音楽大学卒の照屋篤紀さん

 プロの楽壇への登竜門として知られる読売新聞社主催の第83回新人演奏会が5月5、6の両日、東京文化会館で開かれる。県出身者は沖縄市出身で武蔵野音楽大学卒の照屋篤紀さん(22)がテノール独唱で出演する。

 照屋さんは5日夜の部でドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」からアリア「人知れぬ涙」などを歌う。伴奏は藤澤菜那さん=大分県。
 照屋さんは「大きな舞台で歌えることをうれしく思う。今まで支えてくれた方々のために心を込めて演奏したい」と話す。
 同演奏会は1930年創設。音楽大学や短大卒業の若手演奏家が出演し、著名な音楽家を輩出してきた伝統の舞台。今回は全国34の大学、短大の首席級卒業生のべ98人が舞台に立つ。