港川小児童、カヌー体験 サンゴや海岸の様子観察


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息を合わせて、カヌーをこぐ港川小学校の児童=15日、浦添市港川の亀瀬

 【浦添】港川小学校(崎濱秀一校長)は15日、浦添市港川の亀瀬(通称・カーミージー)でカヌー体験授業を行った。6年生の児童がインストラクターの案内で、サンゴ礁が広がる一帯を遊覧し、自然豊かな海岸の様子を観察した。

 同校は環境教育の一環として、カーミージー周辺の生き物や干潟の自然観察などを行ってきた。児童たちは「いち、に」の掛け声に合わせて、オールをこぎ、沖合約200メートルまで繰り出した。魚やサンゴ、ナマコなどを観察した。
 上原玄武君(12)は「海から見たカーミージーはとてもきれい。リュウキュウスズメダイが見られて、とても楽しかった」と笑顔。渡慶次貴裕君(12)は「サンゴや魚もいたけど、ごみがあったのは残念。自然を守るためにもごみを捨てないようにしてほしい」と話した。