沖縄ファミマ 16年度までに県内300店展開


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 沖縄ファミリーマートの大城健一社長は9日、2014~16年度の3カ年計画を発表した。16年度までに県内で300店体制を構築し、17年2月期の売上高は14年2月期比38・7%増の685億円を目標に掲げた。

 初年度は10月に石垣島1号店を出店し、14年内に10店以上開店する計画だ。
 グループ会社のリウボウホールディングス(HD)の第三者割り当てに5億円出資しHDに参画する。沖縄ファミマの持ち分はHD株の13・5%で、親会社のリウボウの48・4%と合わせて60%超をグループで所有する。HDの資本金は34億5千万円となる。コンビニとスーパーのコラボなどリウボウブランドの相乗効果を一層強める。スーパーとの物流の合理化も狙う。
 大城社長は「県外資本を含めますます競争激化する中で、地元ブランドの強いアピールとなる。新しいコンビニの形がコラボの中から生まれる」とHD参画の意義を強調した。