患者と共に成長 看護の日で8人を表彰


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知事表彰の受賞者と仲本朝久県保健医療部長(前列左から2人目)ら=12日、南風原町新川の県看護研修センター

 「看護の日」の12日、南風原町新川の県看護研修センターで記念式典が開かれた。関係者や看護学校1年生ら約300人の前で、看護職員功労者8人に知事表彰が贈られた。
 功労者を代表して、看護師の働きやすい環境づくりなどに尽力してきた宮城惠子さん(61)があいさつ。「ある時は患者さんの『ありがとう』の言葉に背中を押され、ある時はお叱りを受けて悩んだこともあった。患者さんと共に学び、成長してきた」と39年の看護師人生を振り返り、受賞への感謝の気持ちを表した。

 仲井真弘多県知事(仲本朝久県保健医療部長代読)は「高齢化などで看護が必要な人が増えている。今後は施設内だけでなく、生活に密着した地域で活躍することも増えるだろう」とあいさつした。
 知事表彰の受賞者は次の通り。(敬称略)
 小松智(前県立北部病院)、佐久川和子(前県立宮古病院)、下地洋子(潮平病院)、仲宗根眞知子(前沖縄市役所)、中村洋子(南部病院)、平尾静江(琉球大学医学部付属病院)、宮城惠子(前浦添総合病院)、宮城好江(県看護協会)