「自作の皿に料理を」 障がい者陶芸教室開講


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陶芸教室を受講する参加者ら=9日、八重瀬町具志頭の町具志頭老人福祉センター

 【八重瀬】2014年度「集いの広場 障がい者陶芸教室」(八重瀬町社会福祉協議会主催)が9日、町具志頭老人福祉センターで始まった。町内から集まった参加者15人は、8月29日までの全17回の日程で、陶芸を通して交流を深める。

 講座は障害者自立支援法に基づく社会参加促進事業の芸術・文化講座開催等事業の一環。主に在宅障がい者を対象に、意欲向上や社会参加の促進などを目的に2010年から開講している。
 講師を務めるNPO法人やえせ就労支援センター野の花の朝妻彰理事長は「ゆっくり楽しみながら、自分のペースで陶芸に取り組みましょう」と呼び掛けた。参加者の神谷操さん(41)は「料理をするのが好きなので、自分の作った皿で食事を出してみたい」と意気込みを語った。
 講座は年数回開催され、9月に油絵講座が開かれる予定。問い合わせは町社協具志頭支所(電話)098(998)4677。