【宮古島】ソチ五輪ジャンプ男子ラージヒルで銀メダルを獲得した葛西紀明選手と、所属する土屋ホームのスキー部員3人の歓迎会が13日、宮古島市内のホテルで開かれた。
約150人が駆け付け、快挙を喜ぶとともに、所属チームの活躍を願った。
葛西選手は2001年からほぼ毎年、宮古島を訪れ、合宿している。ソチ五輪では、宮古島住民約20人がメッセージを書いた旗を葛西選手に贈るなど交流を深めている。
市民を代表し下地敏彦市長は「ずっと宮古島でキャンプをしている葛西選手がメダルをとってくれてうれしい。宮古島で体を鍛え、金メダル獲得に向け頑張ってほしい」と激励した。葛西選手は、サインや写真撮影を求める参加者に、メダルを首に掛けてあげるなど笑顔で応じていた。
葛西選手は「宮古島で盛大に祝ってもらいうれしい。宮古島は景色がきれいなので、つらいトレーニングでも疲れを感じない。銀メダル獲得には宮古島トレーニングで培ったパワーも入っている」と喜んだ。
市内の芸能団体による獅子舞やエイサーの演舞も華を添えた。