優雅な踊りに思い込め 宮古島でフラ世界大会


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 【宮古島】フラの世界大会「カギマナフラ・イン・宮古島2014」(宮古島市、同実行委員会主催)が16~18日、宮古島市のマティダ市民劇場などを舞台に開かれた。ハワイアンミュージックに合わせて優雅な踊りが披露され、来場者を魅惑の世界へいざなった。

 18日に開かれたコンペティションでは、ワヒネ(14~44歳女性)、クプナ(45歳以上女性)、カネ(男)、ケイキ(3~13歳男女)の4部門に、国内から23団体約160人が出演。日ごろの練習の成果を披露した。
 審査の結果、ワヒネは県勢のカイルア・フラスタジオが優勝。仲本大樹代表は「踊りに込めた思いが伝わったと思う。来年はカネ部門とアベック優勝を目指したい」と語った。
 クプナとカネはハウオリーズ・マサコ・アケタ・フラスタジオ(岡山)、マハロ・フラスタジオ(沖縄)が優勝した。
 17日には、市平良のトゥリバー地区内特設会場でエキシビションと、ハワイアンステンシル教室などがあるフラピクニックが開かれた。多くの市民が集まり、フラの楽しさと民族舞踊としての奥深さを堪能した。
英文へ→International Hula Dance competition held in Miyako Island

ワヒネで優勝したカイルア・フラスタジオのメンバーのフラ=18日、宮古島市のマティダ市民劇場
男性の力強いフラには女性客から盛んに声援が送られた=18日、宮古島市のマティダ市民劇場
フラピクニックでハワイアンステンシル教室を楽しむ子どもたち=17日、宮古島市平良