オスプレイから転落死 訓練中の乗務員 米ノースカロライナ


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 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米海兵隊は20日、米ノースカロライナで19日夕に通常飛行訓練をしていた垂直離着陸輸送機MV22オスプレイから乗務員が転落し、20日夕に乗務員の死体が発見されたと発表した。

35分間の飛行訓練中、機体の後部から隊員がいつの間にか姿を消していたことに同僚が気付いた。海兵隊当局者は「飛行訓練ではしばしば貨物ドアを開けたままにしている」と説明している。
 オスプレイの飛行訓練は通常、ベルトなどで隊員の体を固定している。海兵隊は20日段階で、事故原因は不明だとしている。
 事故は同州ニューリバー基地から45マイル(72キロ)離れた場所で発生したとみられ、畑で隊員の死体が発見された。