本島での活躍期待 伊江村郷友会、進学の高校生激励


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中南部の高校に進学した新入生(前列)を激励した伊江村郷友会の会員ら=18日、宜野湾市長田

 【宜野湾・伊江】ことし3月に伊江中学校を卒業し、本島中南部の高校に進学した新入生を激励しようと、伊江村郷友会(大城友宏会長)は18日、宜野湾市内で激励会を開催した。

 同中から中南部の高校に進学した1年から3年の生徒は約100人。新入生は37人で、うち中南部の高校に26人が進学している。
 この日はうるま市や糸満市から10人が参加し、同会青年部の会員が新入生を自宅や学校近くまで送迎した。
 郷友会の会員のほか、村からも島袋秀幸村長や亀里敏郎村議会議長をはじめ、宮里徳成教育長、各区長ら総勢50人が駆け付けた。大城会長は「島を離れ不安や寂しさがあるが、一人で悩まず近くにいる島の先輩方を頼ってほしい。会員が支えとなり、皆さんの活躍を応援している」と激励した。
 引き続き、新入生一人一人が自己紹介し、高校生活や将来の目標を述べた。那覇商業高校の知念祐平君は「学業と部活と両立させ、高校生活を楽しく過ごしたい」とあいさつ。
 美里工業高校の山城そらのさんは「調理科で多くのことを学び資格も取得したい」と決意を述べ、会場から温かい拍手が送られた。
(金城幸人通信員)