産業公社理事長に桑江氏 沖縄ホーメル会長


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
桑江良一氏

 仲井真弘多知事は、体調不良を理由に退任の意向を示している県産業振興公社の知念栄治理事長(75)の後任に、沖縄ホーメル(中城村)の桑江良一会長(74)を起用する方針を22日までに固めた。6月の評議員会、理事会の互選を経て正式に選出される。

 桑江氏は1939年生まれ。沖縄市出身。愛知大学卒業後、63年オリエンタル煙草入社。沖縄食鶏加工社長などを経て、99年に沖縄ホーメル社長に就任した。2001年から09年まで県工業連合会副会長を務め、11年から県食品産業協議会会長を務める。
 沖縄セルラー電話会長の知念氏は07年に県産業振興公社理事長に就任。今年3月に体調を崩し、辞任の意向を公社側に伝えていた。(桑原晶子)