本部のPR任せて 郷友会若手、観光隊を結成


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本部町観光PR隊に委嘱されたメンバーら=19日、本部町観光協会内

 【本部】本部町観光協会(當山清博会長)は19日、那覇市を中心に本部町の観光を売り込む「本部町観光PR隊」に、那覇市近郊に住む本部町郷友会若手メンバーの「もとぶ610会」(嘉数剛会長)を委嘱した。6月10日には那覇市のパレットくもじ前広場でPRイベントを開催する予定だ。

 同会は4年前に結成し、現在メンバーは8人。うちなーぐちの語呂合わせで6月10日(むとうぶ)を「本部町の観光PRの日」として那覇でのPRイベントを企画した。もとぶ610会員以外で本部町を思うファンでつくる「むとぅぶ610倶楽部」も加わる。
 当日は午後4時から6時まで開催。アトラクションとして、もとぶんちゅアーティストスペシャルライブやカツオのぼりの掲揚を行う。本部町のゆるキャラ・ぶトモーも参加する。町特産のアセローラを使った新商品「アセローラスムージー」や本部町最新版パンフレット、ぶトモーステッカーなどを配布する。
 委嘱式で當山会長は「若い皆さんが本部町を思う気持ち、本部町から若い皆さんを思う気持ちを大切にしたい。皆さんの力を期待している」と激励した。
 玉城浩二もとぶ610会副会長は「本部町には住んでないが、町と観光PRを通して絆を持つことでお互い活気あふれるイベントにしたい」と述べた。(上間宏通信員)