黄金色の実り 石垣で超早場米収穫始まる


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黄金色に実った稲。石垣島で超早場米の収穫が始まった=24日、石垣市

 【石垣】県内一の米産地、石垣島で超早場米の収穫が始まった。石垣市新川の平田原で稲作を手掛ける農家山根政人さん(40)は24日、一番乗りで黄金色に実った稲をコンバインで刈り取った。

 山根さんは2月4日に田植えした稲を収穫。3月の冷え込みで生育が遅れ、収穫が例年より約2週間延びたが、食味はいいという。山根さんは「先植えは刈り取りが遅れたが、(2月下旬に植えた)後植えはよく育っている」と収穫を喜んだ。
 石垣島では6月6日から早場米を販売し、6月中旬ごろ島外への本格的な出荷が始まる。JAおきなわ八重山地区営農振興センターによると、超早場米の生産量は約720トンを見込む。収穫は7月ごろまで続く予定だ。