盲導犬ウィッピー、障がい児らと交流 綱引きなど楽しむ


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桐原好枝さん(右端)とウィッピーと交流し、盲導犬と人の関わりを学ぶ子どもたち=22日、沖縄市美里のこどもみらい総合施設「そらファーム」

 【沖縄】北谷町に住む桐原好枝さん(64)と、パートナーの盲導犬・ウィッピーが22日、沖縄市美里のこどもみらい総合施設「そらファーム」を訪れ、障がいのある子どもたちと交流した。子どもたちはウィッピーと綱引きをしたり、ボールで遊んだりして盲導犬に親しみ、盲導犬と人の関わりなどについて学んだ。

 桐原さんは、他の人の指示でウィッピーが混乱しないよう英語で指示を出していることや、ハーネス(胴輪)を付けている時は食べ物を与えてはいけないことなど、付き合い方を説明した。
 仲泊厚志君(8)=県立泡瀬特別支援学校小学部3年=は「ウィッピーは目が見えない人をお店に連れて行ったり、階段を上ったりする仕事をしていてすごい。楽しかった」と話した。