「安全な海の島に」 ケラマブルー救難所開設


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看板を披露する比嘉榮仁会長(右)と宮里祐司所長=15日、座間味村

 【座間味】琉球水難救済会(比嘉榮仁会長)は15日、マリンレジャーの救難所として活用するケラマブルー救難所(宮里祐司所長)を座間味村に開設した。

 座間味村では村漁協が水難活動に携わってきたが、周辺海域ではマリンレジャーが盛んなことから、マリン事業者から救難所の設置を求める声が上がっていた。慶良間諸島が国立公園に指定されたのを機に、マリン部門の救難所設置が決まった。
 開所式では宮里哲村長ら30人が参加。比嘉会長は「座間味村が国立公園に指定された。世界一安全な海洋レジャーの島として頑張ってほしい」と激励した。
 宮里所長は「村内のマリン事業者の呼び掛けで開所することになった。座間味村の自然の素晴らしさは世界に誇ることができる。絆を結び、お互い頑張ろう」と呼び掛けた。(宮里芳和通信員)