日本トランスオーシャン航空(JTA、佐藤学社長)は30日、新たな機材となるボーイング737-80012機の購入契約締結式を那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで開いた。
2016年1月に第1号機を受け取り、19年までに全機を更新する。
30日、佐藤社長、ボーイング民間航空機部門のジョン・ウォジック上席副社長、米エンジンメーカー、CFMインターナショナルのクリス・ドゥルワー・アジア太平洋地域代表が調印した。
新型機は現機材より15~20席増の165席、航続距離は1200キロ延び約4500キロとなる。内装は開放感のある発光ダイオード(LED)照明、大型化した手荷物収納棚などが特徴。エンジンはCFM社のCFM56-7BEを搭載。燃費が改善され、排ガス量の削減も見込まれる。
佐藤社長は「次世代に向かって、さらに沖縄の翼としての実力をつけていきたい」と強調する。
ウォジック氏は「新機材は現在の機材と比較すると、収容能力は12%向上する。今後より多くの人を沖縄に運べるようになる」とPRした。