経済

県産豚、香港輸出最高41トン アグーは73%増

県産豚の香港輸出実績

 県産豚肉の香港向け輸出量が増加している。県畜産課が実施した県内業者への聞き取り調査によると、2013年度は前年度比61・5%増の40・9トンと過去最高を記録した。

そのうち、アグーブランド豚は73・1%増の4・1トンと増えた。香港での冷凍保管庫設置や販売促進活動が拡大につながった。県は16年度までに50トンの目標を掲げているが、担当者は「本年度中に目標を達成しそうな見込み。想定以上の早さだ」と話している。
 県は12年度から一括交付金を活用した「県産食肉ブランド国内外流通対策強化事業」を実施している。同事業で香港に冷凍保管庫を設置し、一度での大量輸出が可能になった。
 13年度の県産豚肉輸出量は、輸出が本格化した09年度比で8倍に増加した。アグーブランド豚肉に限定すると70倍と急増している。牛肉や鶏卵の輸出も10年から増加傾向にある。
 那覇―香港間の航空路線の増便も影響しているという。香港ドラゴン航空は12年に週2便から4便へ、香港航空は14年に週7便から14便へと増便。県産業振興公社の渡久地卓香港事務所副所長は「リピーターの増加で、県産品の需要が高まりつつある」と指摘する。
 12年11月には、沖縄ハム総合食品や丸市ミートなど7団体で構成する県食肉輸出促進協議会が発足。同協議会は職員2人を香港に交互に派遣している。現地スタッフも雇用するなど、毎月1~4カ所で試食販売会などのPR活動を展開している。
 丸市ミートの新垣清太ブランド推進員は「輸出量は順調に伸びている。香港は流行の移り変わりが激しいので、常に商品PRを続けなければいけない」と語った。(上江洲真梨子)
英文へ→Okinawan pork exports to Hong Kong reach a new high