バスレーン30分短縮 国道58号、来月14日から


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規制時間が30分短縮されるバスレーン

 県警は4日、平日の朝夕に本島中南部で実施しているバスレーンの規制時間を現行より30分短縮すると発表した。7月14日から国道58号を皮切りに、8月初旬までに県内全てのバスレーンの規制時間を短縮する。

朝方は午前7時半~同9時、夕方は午後5時半~同7時に統一する。1974年から実施しているバスレーンの規制時間が変更されるのは初めて。
 県警は渋滞緩和と規制の短縮を求める県民の要望を受けて見直しを決めた。
 県警によると、現在は朝方の渋滞は午前9時ごろ、夕方は午後7時ごろまでに解消されているという。このため規制時間を30分短縮すると、渋滞緩和が進むとみている。また国道58号と他の道路のバスレーンは朝方の時間帯で規制時間が違うため、これも併せて統一する。県警の伊波一交通規制課長は「30分短縮すると渋滞緩和が期待できる。理解と協力をお願いしたい」と話した。
 現在、国道58号のバスレーンの規制時間は、朝は午前7時半~同9時半、夕方は午後5時半~同7時半まで。一方、国道58号以外のバスレーンは、朝は午前7時~同9時、夕方は午後5時半~同7時半の時間帯で規制されている。