男の手料理で感謝 うるま「むつみ老人クラブ」


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ずんどう鍋いっぱいに作った馬肉汁を囲み満足げな表情を見せるむつみクラブのメンバー=29日、うるま市みどり町

 【うるま】うるま市のみどり町1・2丁目自治会の老人会「むつみクラブ」は5月29日、同自治会公民館で「男の料理 馬肉パーティー」を行った。

5月の母の日にちなみ、日頃の感謝を手料理でもてなそうと初めて企画。男性メンバー約10人が、健康にいいといわれる馬肉汁を、2日間かけて調理した。
 エプロンや三角巾を着用した男性陣は前日の28日から15キロの馬肉を調達し、4時間かけて調理した。パーティー当日は前日に仕込んだ馬肉汁を温めながら、テーブルクロスを敷き、花を飾るなど、女性陣をもてなす装飾も工夫した。照屋寛敏さん(93)は「味付けも切るのも、豚肉より高い技術が必要で大変だった」と満足げな表情を見せた。
 参加者らは出来上がった馬肉汁を「うま(馬)い。うまい」と言いながら味わった。仲吉恵美子さん(84)は「男の手料理のてぃーあんだーが入っていておいしかった。料理の手際もよかった」と笑顔で話した。