ロシア極東からのチャーター便で来県しているロシア旅行社関係者40人は5日、沖縄ツアー商品開発に向け、県内各地の観光施設や景勝地などを巡り、沖縄文化も体験した。
チャーター便を主催する旅行大手エイチ・アイ・エスの大室聡志モスクワ支店長は「10月にもハバロフスクとウラジオストクからのチャーター便をそれぞれ3往復検討している」と明らかにした。
一行は県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の誘致で来県し、一部は12日まで滞在する。5日は、国立公園に指定された渡嘉敷島や那覇市の首里城公園などを訪れた。
初めて来県したファインベルク・イブゲニ氏(33)は「沖縄の海は素晴らしい。町の風景も独特で、楽しかった。ぜひ沖縄観光を商品化し、売り込んでいきたい」と話した。