経済

オリオン、とみとん取得 30億円、事業多角化の一環

オリオンビールが土地・建物を取得した豊崎ライフスタイルセンターTOMITON(とみとん)=7日、豊見城市豊崎

 オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)が、豊見城市豊崎の商業施設「豊崎ライフスタイルセンターTOMITON(とみとん)」の土地と建物を取得したことが7日までに分かった。取得金額は約30億円。オリオンビールはとみとん取得に向けて昨年から調査を開始。4月末までに信託銀行を通して債権を取得した。

 とみとんは不動産投資会社ゼファー(東京都)が2007年に開業し、ザイマックスキューブ社(東京)が施設の管理・運営を行っていた。現在は、子会社のザイマックスプロパティズ九州(福岡県)が管理・運営し、食料品店「沖縄三越・豊崎マイキッチン」など約40のテナントが入居している。08年にゼファーが民事再生を申請した後は、東京の企業が土地と建物を取得していた。
 オリオンビールの嘉手苅社長は「企業としての付加価値を高めるためにとみとんを取得した。地元企業として地域の振興や発展に貢献したい」と話した。
 オリオンビールは事業の多角化を打ち出しており、本業のビール事業以外に、ホテル開発事業や太陽光発電事業、不動産関連事業などを展開している。