那覇―成都 来月にも就航 週3往復、中国3路線目


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 中国東方航空が、中国四川省の成都と那覇を結ぶ新たな定期路線を7月中旬にも開設する計画を進めていることが7日までに分かった。近く国土交通省に正式に申請する。火木土の週3往復で運航し、使用機材はボーイング737―800の165席。

現在、那覇と中国本土を結ぶ定期路線は上海と北京の2路線で、成都線の開設で中国本土路線は3路線目となる。
 同社は現在、那覇―上海線を1日1往復で運航している。同路線の利用客は上海だけではなく、成都市や周辺の重慶市からも多いという。
 中国東方航空の殷書建(いんしょけん)沖縄支店長は「中国では現在、リゾート旅行が非常に人気だ。成都市は中国の内陸に位置し、住民の多くは海に憧れる」と説明し「沖縄は観光資源が豊かで、成都市から約3時間弱の距離なので、那覇―成都の就航を決めた」と話した。
 成都市は中国西南部に位置する四川省の省都で、人口は約1400万人。四川省の東部には、中国政府の直轄市で、人口約2900万人の重慶市が隣接している。
(呉俐君)
英文へ→Flights between Naha and Chengdu to start in July