沖縄気象台は5日、ことしは夏から秋にかけて満潮の潮位がここ数年で最も高くなる日があり、この日に台風や高潮などが重なると、浸水や冠水など大きな被害が出る恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
沖縄気象台によると、夏から秋にかけて、満月または新月の前後は満潮の潮位が高くなる。特にことしは満月の前後に当たる大潮の間で、ここ数年のうち最も潮位が高くなる日があるという。
大潮に当たる2012年9月に台風16号が接近した際は、満潮の時間帯に県内各地で浸水や冠水、家屋の損壊など被害が出た。
沖縄気象台は、高潮特別警報、高潮警報・注意報など防災気象情報に留意してほしいと呼び掛けている。