平和訴え演奏会 12月、がらまんホール


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12月に開催する公演の意義などを語った、県立芸術大学などで非常勤講師を務めるクラウス・フランケ(中央)ら=那覇市の琉球新報社

 第1次世界大戦開戦から100年を迎えることを受け、演奏などで平和を訴える公演「Nie wieder Krieg!~二度と戦争してはならない~」が12月27、28日の両日、宜野座村文化センターがらまんホールである。

 公演では、演奏会だけでなく、美術、映像を交えて聴覚、視覚で平和を訴える。演出、脚本を担当する県立芸術大学などで非常勤講師を務めるクラウス・フランケらが18日、那覇市の琉球新報社を訪れ、フランケは「ヨーロッパでも開戦100年は大きく取り上げられている。平和的なプロジェクトで、沖縄で開催することに意義がある」と語った。
 第1次世界大戦で戦死したドイツの作曲家ルーディー・シュテファンなどの楽曲のほか、佐喜眞美術館の佐喜眞道夫館長によるドイツの版画家・彫刻家、ケーテ・コルヴィッツに関する講演などが予定されている。