パイン収穫7年ぶり増 13年産、6590トン


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パイナップルの年間収穫量と収穫面積の推移

 沖縄総合事務局農林水産部は26日、2013年産パイナップルの収穫量などをまとめた。それによると、収穫面積は規模縮小で4・6%減の311ヘクタールとなったが、収穫量は5・3%増の6590トンで7年ぶりに増加に転じた。12年産であった台風被害もなく天候に恵まれ、収量が向上した。

 10アール当たりの収量は10・4%増の2120キロとなり、2年連続で増加した。一方で生産者の高齢化で収穫面積は減っている。
 収穫量から自家用や贈与分を除いた出荷量は6・0%増の6410トン。用途別に見ると、加工向けが28・0%増の2100トン、生食向けが2・3%減の4310トンだった。
 地域別に見ると、沖縄本島での収穫面積は6・5%減の203ヘクタールで、収量が18・5%増の1920キロで収穫量は10・8%増の3900トン。八重山の収穫面積は0・9%減の106ヘクタール。収量が0・8%減の2510キロで収穫量は1・8%減の2660トンだった。