じゃらんリサーチセンター(東京)は29日、2013年度の「宿泊旅行調査」を発表した。沖縄は各指標で全て上位15位内に入り、来訪者の満足度は0・7ポイント増の91・4%で1位となった。
宿泊旅行にかけられた費用総額は11・4%増の4691億円で、東京、北海道に次ぐ3位。延べ旅行者数は前年度比15・1%増の496万人で、11位を維持した。
満足度の評価項目では「魅力のある特産品や土産物が多かった」「地元の人のホスピタリティーを感じた」「現地で良い観光情報を入手できた」の3項目でトップとなった。1回の宿泊旅行の大人1人当たり単価は2・7%減の9万4600円となったが、全国平均の4万6800円を大きく上回った。今後の来訪意向は0・3ポイント増の27・6%となった。
宿泊旅行者を地域別で見ると、関東方面が40%で最も多く、関西方面が17%、九州と東海方面がそれぞれ10%だった。うち個人旅行が66・5%、パック旅行が33・5%。さらに、リピーターが7割を占めた。