地域の宝 見つけた! 名護市大中区 親子80人がゲーム挑戦


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市営市場で宝物のありかを謎解きするメンバー=8月23日、名護市営市場

 【名護】「宝物は地元の足元にあるんだよ!」をテーマに、第1回大中区夏休み宝さがし「トレジャーハントゲーム」が8月23日、名護市の同区で開かれた。同区公民館を中心に小学生50人、父母30人が参加し、地域の宝探しを楽しんだ。

 子どもたちは8グループに分かれた後、名護の代表的なパワースポットである護佐喜宮をはじめ、国重要文化財の津嘉山酒造所施設、名護市営市場、公園など各地を回り、ポイントを集めながら、宝物の眠る場所の謎解きに挑んだ。
 子どもたちは初対面の参加者同士で協力、相談しながら、2~3時間かけて集落散策ゲームを満喫した。終了後は宝物(お菓子の詰め合わせ)を仲間で分け合い、海賊気分を味わった。
 名護小4年の宮平朝陽君(10)は「みんなと一緒に名護の市場や別のところに行って、楽しいことがたくさんあった。来年もまた参加したい」と宝探しを楽しんだ。
 イベントを企画した大中区青少年育成会の宮城秀策会長は「みんなで知恵を出し合い、子どもたちが地域に触れ合う機会を演出した。これからも子どもたちがいつでも集える楽しい公民館づくりに協力していきたい」と地域づくりへの意欲を語った。
(宮城良勝通信員)