もろみ酢試飲会開催 沖国大ゼミ、消費拡大へ調査


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琉球もろみ酢のおいしい飲み方を研究する沖縄国際大学のもろみ酢マーケティング調査班=3日、那覇市のわしたショップ国際通り店

  沖縄国際大学の宮森正樹ゼミの学生ら4人は「琉球もろみ酢の日」の3日、那覇市のわしたショップ国際通り店でもろみ酢の試飲会を開催した。3年の吉田愛さんを中心とするもろみ酢マーケティング調査班は、学内で実施した試飲調査結果を基に、リンゴとシークヮーサーで割ったもろみ酢を観光客に提供し、好き嫌いを聞き取り調査した。

 調査班は「琉球もろみ酢の消費は9割が県外」という現状を知り、県内消費拡大へ新しい飲み方を研究した。もろみ酢を割るのに適した12種類の飲料をゼミ内で試飲し、最も飲みやすかったリンゴとシークヮーサーを選んだ。
 試飲した観光客は、吉田さんらが提案する飲み方が「あり」か「なし」かでアンケートに回答した。10月に開催される「沖縄の産業まつり」にも参加を予定している。