自慢の食と音楽堪能 糸満の飲食業組合が初の祭り


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ビールや泡盛を手に糸満産の食材を使ったごちそうに舌鼓を打つ来場者たち=8月30日、糸満市の道の駅いとまんイベント広場

 【糸満】道の駅いとまんイベント広場で8月30日、「第1回糸満地区社交飲食業夏祭り」が開かれた。市内の飲食業48店でつくる糸満地区社交飲食業組合(大城恒元会長)が組合員の募集と地域活性化を目指して催した。

 広場には屋台が並び、糸満産の野菜や海産物を使った料理が販売された。特設ステージではライブも開かれ、来場者は夕暮れに染まる空の下で音楽と食を堪能した。
 生バンドが奏でる音楽に体を揺らしていた上地成子さん(56)=豊見城市=は「血が騒ぐね。もっと踊るよ」と、コーラをお供にノリノリ。
 模合仲間と訪れた宇田満輝さん(65)=糸満市=はモツ汁や天ぷらに舌鼓を打ち、「糸満のカラーが出ているお祭りだ。ビールもおいしいし最高」と笑みをこぼした。
 大城会長は「盛況でうれしい。来年は2日間、開催したいね」とうれしそうに話した。