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マリンバ奏者の屋比久理夏、宮里舞子の「マリンバジョイントリサイタル」が8月30日、南城市文化センター・シュガーホールであった。それぞれの持ち味を生かしたソロや2台のマリンバを使用し、息の合ったリズムを披露した。
「マリンバの魅力を1人でも多くの人に伝えたい」との思いが込められたコンサートは安部圭子「わらべ歌による譚章」で幕開け。高音から低音まで屋比久が神秘的な印象を感じさせる。ジブコビッチ「イリヤーシュ」では、宮里が繊細でありながら、一音一音丁寧に奏でていった。
2人のデュオでは、ピアソラ「タンゴ組曲」を正対した2人が息の合ったリズムを刻み、観客の目を引きつけた。