県産品が初受賞 東京開催のグルメ&ダイニング


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 

 9月上旬に東京ビッグサイトで開かれた「第16回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2014」で、石垣の塩(石垣市)の「まぐろのおだし」がフード部門で大賞を受賞した。請福酒造(石垣市)の「ゆずシークヮーサーリキュール」はビバレッジ部門の準大賞に選ばれた。出展を支援した県中小企業団体中央会によると同イベントで県産商品が受賞するのは初めて。

 中央会は「全体6商品の表彰のうち大賞含めて2商品が表彰されたことは、沖縄の加工食品が全国的にも高いレベルにあることを示しており、大きな成果だ」と評価している。
 中央会が、県の「地域ブランド戦略的活用促進事業」の一環で初出展したブースに沖縄から両社を含む4社が新商品を出展した。まぐろのおだしは石垣空港で取り扱っている。ゆずシークヮーサーリキュールは主に女性をターゲットに飲食店向けの販売が伸びているという。
 ショーは9月3~5日に開催され、70社以上が出展、フード、ビバレッジ、キッチン&ダイニングの3部門で争われた。会期中2万5181人のバイヤーらが来場。試食用の八重山かまぼこや沖縄そば麺は供給が追い付かないほどの人気だったという。

大賞フード部門 まぐろのおだし
準大賞ビバレッジ部門 ゆずシークヮーサーリキュール