ベネッセ、情報流出で最終報告書 外部機関が定期監査


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 ベネッセホールディングス(HD)の原田泳幸会長兼社長は17日、経済産業省を訪れ、顧客情報流出事件に関する最終報告書を小渕優子経産相に提出した。顧客データベース業務をセキュリティー管理、保守・運用、利用の三つに分けて責任を明確化し、外部機関が定期的に監査することを柱とする追加の再発防止策を盛り込んだ。

 原田氏は小渕経産相に「責任を分割することで(顧客情報の不正利用の)抑止力を高める」と説明した。小渕経産相は「セキュリティーの徹底には経営層の意識、リーダーシップが大事。トップダウンで取り組んでほしい」と改善を求めた。
(共同通信)