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水産庁は17日、ニホンウナギの資源管理をめぐる中国、台湾、韓国との協議で、2014年11月~15年10月の期間に養殖池に入れる稚魚の量を、前期に比べて2割削減することに合意したと発表した。養殖を制限し稚魚の乱獲防止につなげるのが狙いだ。ニホンウナギの資源管理に関する国際的な枠組みは初めて。
四つの国・地域は資源管理を効果的に実施するために、国際的な管理組織を設立することで一致。15年の早い段階に、法的拘束力のある枠組みを作るための協議を始めることも決めた。
今回の制限で出荷される親ウナギの量が減り、うな丼やかば焼きなどの価格が上がる恐れもありそうだ。
(共同通信)