日本、調査捕鯨の継続表明 11月に計画策定


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 【ポルトロジュ(スロベニア南部)共同】スロベニアで開かれている国際捕鯨委員会(IWC)総会は17日、3日目の協議に入った。日本は国際司法裁判所(ICJ)判決を受けて2014年度の中止を決めた南極海での調査捕鯨を、ことし11月上旬までに新たな計画を策定した上で15年度から再開すると表明した。

 北西太平洋での調査捕鯨は規模を縮小し継続する考えも示した。日本は新たな計画の策定にあたっては、ICJ判決の指摘を踏まえて内外の科学者の意見を踏まえるなど透明性を高めることを強調。批判をかわしたい考えだが、反捕鯨国の反発は必至だ。
(共同通信)