開邦高併設中学校、2016年度開校 県全域対象


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県立開邦高校(南風原町)敷地内に県立中学校(中高一貫教育校)を併設する計画で、県教育委員会は17日、県教育庁で定例会を開き、開校を2016年度とすることを決めた。募集人数は1学級40人で、通学区域は県全域。

 名称は決定していない。併設の中学校から開邦高に入学する場合は、開邦高は受験しなくていい。
 県は、6年間の計画的・継続的な教育指導で、国内外の難関大学進学者の増加を主な目標としている。
 定員は1学年6学級240人から5学級200人に減少する。現行の理数科3学級、英語科2学級を、学術探究科4学級に統合する。うち1学級は併設中学校からの持ち上がりの学級となる。いずれも仮称。芸術科は存続する。
 一貫教育型の中学校併設は球陽高校(沖縄市)でも予定されている。