川遊びに大はしゃぎ 名護・西屋部川で「かぁ~らさぐい」


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びしょぬれになって川遊びを楽しむ子どもたち=15日、名護市屋部

 【名護】子どもと大人が一緒になって自然に親しみながら地域活性化を図ろうと、「かぁ~らさぐいin西屋部川」(西屋部川環境保全協議会、西屋部川近自然河川工法研究会主催)が13~15日、名護市屋部の西屋部川で開かれた。期間中、約300人が参加。川で涼みながら、生き物観察、ターザンロープ遊びなどを楽しんだ。

 西屋部川には環境省が絶滅危惧IBに指定しているタメトモハゼなどが生息しており、両会は川の環境を保護するため、今後予定される護岸整備の際にコンクリートから自然の石積みにする「近自然河川工法」による工事を求めている。
 かぁ~らさぐいでは、川の観察を楽しみながら、秘密基地コンテストや自炊体験などがあった。両会は今後も川に親しんでもらおうと、国道449号高架橋下の河川敷を利用してイベントなどを企画しているという。
 参加した屋部小4年の吉元義貴君(10)は「名前は分からないけど魚を捕まえた。海よりも水が冷たくて気持ち良かった」と笑った。