6年ぶり109円台下落 独立反対で円安加速


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 19日の東京外国為替市場の円相場は続落し、2008年9月以来、約6年ぶりとなる1ドル=109円台まで円安ドル高が進んだ。

 午後5時現在は、前日比56銭円安ドル高の1ドル=109円10~11銭。ユーロは74銭円安ユーロ高の1ユーロ=140円62~66銭。
 午前にスコットランド独立を問う住民投票が反対優勢と報道され、市場に安心感が広がった。安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが加速し、一時、1ドル=109円台半ばまで円が売られる場面もあった。
 市場には「1ドル=110円をつけるまで円安ドル高の流れは止まらない」(大手銀行)との声も上がった。
(共同通信)