琉球新報社 【伊江】第５９回伊江村陸上競技大会（村体育協会主催）が１４日、伊江小学校グラウンドで開かれた。村内７区の代表選手が出場し、トラック２９種目、フィールド２１種目で健脚を競った。西江上区が２位に５０点以上の大差をつけ、３年連続７回目の総合優勝を果たした。
大会では４種目で新記録が誕生した。３０代走り高跳びで兼謝名俊作さん（西江前）が１メートル７６をマークし、２３年ぶりに記録を１センチ更新した。女子年代別４００メートルリレーでは西江上区（万寿望麗愛さん、仲村愛里さん、屋宜月美さん、山城佐百合さん）が５９秒０で２３年ぶりに０・２秒縮めた。一般男子棒高跳びで内間未羅乃さん（東江前）が４メートル２０を跳び、４年ぶりに更新。小学校６年女子１００メートルで照屋琴実さん（西崎）が１４秒２で１０年ぶりに更新した。照屋さんは小４から小６まで全ての記録を塗り替えた。
最優秀選手賞は男子が兼謝名さん、女子は西江上区のリレーメンバーが選ばれた。元五輪マラソン選手の谷口浩美さんが特別ゲストとして、３千メートルなど３種目に出場し会場を盛り上げた。
その他の上位チームは次の通り。
▽一般男子（１）東江上（２）西江上（３）東江前
▽女子（１）西江上（２）阿良（３）東江前
▽壮年（１）西江上（２）東江前（３）西江前
▽総合（１）西江上（２）東江上（３）東江前
（金城幸人通信員）
