琉球新報社 台風１６号は２１日午後６時現在、与那国島の南西２１０キロにあって時速２０キロで北北東に進んでいる。沖縄気象台によると暴風域は発生していない。
２１日朝から風速１５メートル以上の強風域に入っていた先島諸島に２２日未明、最接近する見込みだ。２２日にかけて八重山地方では最大風速２３メートル（最大瞬間風速３５メートル）、宮古島地方で最大風速１７メートル（最大瞬間風速３０メートル）の強い風が吹く見込み。波は高く、２２日にかけて八重山地方で８メートル、宮古島地方で６メートル、沖縄本島地方で４メートル。沖縄気象台は高波への警戒を呼び掛けている。
台風１６号の中心気圧は９８５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速２３メートル（最大瞬間風速３５メートル）、風速１５メートル以上の強風が中心から北側４６０キロ、南側３９０キロで吹いている。
船舶は２１日午後から、八重山地方を中心に石垣島と周辺離島を結ぶ便で欠航が出ており、２２日に影響が残るとみられる。日本トランスオーシャン航空（ＪＴＡ）、琉球エアコミューター（ＲＡＣ）の那覇空港と先島諸島を結ぶ便は２１日、通常通り運航した。２２日の運航は、２１日午後８時半時点では通常通りとされている。
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