ソウル―那覇 韓国2社が新規就航 1日5往復に


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 韓国のソウル(仁川)―那覇間の航空路線が10月以降、増便や新規就航で拡充される。現行1日2往復から5往復となる。同国の格安航空会社(LCC)のチェジュ航空は12月1日、ティーウエイ航空は同25日からそれぞれ1日1往復新規就航する。

チェジュ航空の同路線就航は初めて。また、現在ソウル―那覇を運航するジンエアーは10月26日から1日2往復に増便する。
 チェジュ航空の使用機材はボーイング738の189席、ティーウエイ航空も同機材の186席。ジンエアーの使用機材はボーイング737―800の約180席。
 県文化観光スポーツ部の湧川盛順部長は「県は那覇空港のハブ空港化を目指しており、新たな路線就航は大歓迎だ。今後県の事業を活用し、路線の安定化を図っていきたい。観光交流を促進するため、沖縄からもぜひ韓国へ行ってほしい」と話した。
 県の統計によると、2013年度の韓国人入域観光客数は前年度比2・2倍の9万8400人。14年度も引き続き、堅調に推移し、4~8月の観光客数は前年同期比64・9%増の5万1600人となった。
英文へ→Two Korean airlines start Seoul-Naha route