若者らも抗議行動に参加 辺野古


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ゲート前の座り込みに初めて参加した金城宏乃さん(左から2人目)と職場の同僚ら=26日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では26日、普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民ら30人超が朝から座り込み、抗議行動を展開した。県内各地から若者も駆け付け、行動の輪を広げている。

 20~30代の職場の同僚5人で駆け付けた薬局事務員の金城宏乃さん(37)=豊見城市=は、ゲート前集会に初めて参加した。金城さんは「戦争や軍事基地は人の命を奪う。人の命を守る医療に従事する人間として基地建設は許せない」と思いを語った。
 薬剤師の比嘉仁さん(26)=北谷町=は「政府が着々と工事を進める緊張感を感じた」と顔をこわばらせた。
 この日もフロート付近から沖合にかけて、防衛局がチャーターした十隻程度の漁船が見られた。そのうち数隻の潜水作業が確認できた。
【琉球新報電子版】