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昭和薬科大学付属中学校2年E組の45人が、21日に行われた学園祭「りんどう祭」で横7メートル、縦5メートルの巨大モザイク壁画を体育館に展示した。8色の折り紙を1センチ四方に切り、クラス全員で力を合わせ一つ一つ貼っていった。
8月上旬から作業を始め、公開前日ぎりぎりまで制作に取り組んだ集大成だ。学級委員長の屋比久怜央君(14)=那覇市=は「細かな作業がいくつもあり、完成できるか不安もあったが達成できた」と喜んだ。
フランスの世界遺産「モンサンミシェル」をモチーフにした。モザイク片を貼ったA3サイズの用紙307枚をつなぎ合わせた。折り紙を細かく切る作業だけでも約3週間を要した。
諸見里真央さん(14)=八重瀬町=は「ずっと近くで(一部だけを)見ていたので、何を作っているのか分からなかった。完成品を見て初めて手掛けた作品が何か分かった」と話した。赤嶺寿奈さん(14)=沖縄市=は「壁画を掛けたときには感動した」と成果を振り返った。