御嶽山噴火、三十数人が心肺停止 負傷者多数 岐阜側は下山


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御嶽山の山頂付近で救助活動する消防と自衛隊員=28日午後0時2分、共同通信社ヘリから

 長野、岐阜県境の御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県警は28日、登山者ら三十数人が山頂付近などで心肺停止になっていると発表した。警察や消防、自衛隊は朝からヘリコプターなどで救助を再開した。負傷者も多数に上るという。

 噴火は27日午前11時52分ごろに発生し、多数の登山者らが取り残されたが、夜までに約230人が下山。40人超は山小屋などで一夜を明かしたが、岐阜県側の26人は28日に全員が下山した。重軽傷者も含まれている。
(共同通信)