事故“ぼうし”へ願い 名護市商工会女性部、手作りお守り配布


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 【名護】交通安全意識の向上を目指し、名護市商工会女性部(金城末子部長)は22日、同市の名護十字路で信号待ちの運転手らに手作りのお守りを配布した。

 コーヒーのプラスチック製のミルク容器を活用。清めのための塩を入れたカラフルなミニマスコット帽子、通称「事故帽子(防止)」として制作した。女性部の会員35人が日々丁寧に作業し300個を作り上げた。裏には「交通安全祈願」の文字を記した。
 お守りはドライバーのほか、街を歩く住民や市営市場の買い物客らにも配った。
 金城部長は「交通安全のお守り配布は、女性部の毎年の恒例事業として定着している。今後とも継続して安全運転の意識の向上に役立てたい」と抱負を述べた。
 名護署の金城和郎副署長は「地域の活動が確実に事故率の低下につながる。今後とも協力をお願いしたい」と述べ、感謝の気持ちを表した。

名護市商工会女性部が交通安全を目的に制作したミニマスコット帽子
手作りのお守りを運転手らに配布する名護市商工会女性部の会員ら=22日、名護市十字路付近